狭窄歯列
まずは動画にて歯が動いていく
過程をご確認ください。
step.01 /初診時
奥歯が狭くて歯列自体が内側に偏っている状態を狭窄歯列といいこの場合多くは前歯が出た感じとなり上顎前突を伴った顔貌となってます。治療は上顎は奥歯を両側に側方拡大し歯列を大きくし5番目の歯を抜歯することで上顎前歯を後方移動します。下顎は両側5番を抜歯し1級正常咬合にします。V字のような歯列弓は全体として緩やかな弧を描くU字の歯列弓となります。
step.02 /3ヵ月後
インビザラインマウスピースを9個使用した状態ですが上下とも抜歯したスペースが徐々に減ってきており上顎前歯は後方移動し下顎奥歯は前方に移動してきております。
step.03 /6ヵ月後
歯の移動様式はこれまでと同様に3ヶ月目から進行して抜歯したスペースがより減少してきております。上顎の奥歯の側方への拡大が進んできております。
step.04 /9ヵ月後
上下とも抜歯スペースが5mm程度となり歯列が全体的に緩やかなカーブを描く形状に改善してきております。奥歯の狭い窮屈な噛みあわせが改善され下顎の移動がしやすくなり噛み易くなることを実感する時期です。
step.04 /12ヵ月後
正中も合い良好な治療結果が得られます。十分に上顎奥歯の側方拡大を達成し上下のかみ合わせは1級正常咬合となり前歯も後退したため唇の突出感もなくなります。インビザラインマウスピースは全部で36個使用した状態です。
- インビザライン(上下/抜歯費用込み)70万円(税込)
- ※矯正歯科治療は保険外(自由診療)です。
- ※平均的に3か月に1度程度の定期健診が必要で、3年程度の治療期間がかかります。治療期間が予定期間より長くなることもあります。
- ※後戻りしないためには保定の期間が2年程度必要となります。
- ※難症例の場合のインビザライン費用は80~90万円(税込)となります。