唾液の重要性とは|大分県別府市の矯正歯科

唾液の重要性

私たちの口腔内で分泌される唾液は、さまざまな役割を担っています。唾液は、口腔内に6箇所ある唾液腺から分泌されており、そのほかにも粘膜にある小さな腺からも分泌されています。唾液はどのような働きをしているのでしょうか。ご説明いたします。

唾液の主な働き

虫歯や歯周病を予防する

食事をしてすぐの口の中は酸性に傾きがちなため、虫歯や歯周病の原因菌となる細菌が増殖しやすい状態になっています。その際、唾液には細菌などによって作り出された酸を中和して中性に戻す働きがあるため、十分に唾液が分泌されることによって口腔内の酸性成分や食べカスなどを洗い流し、口腔内を中性に戻すことができるため、虫歯や歯周病の原因菌の繁殖を抑えることができるのです。さらに、唾液は歯の表面に触れている間は歯をコーティングして守る働きをするため、細菌や食べカスが歯につきにくくなります。

歯の再石灰化によって虫歯を修復する

ごく初期の虫歯であれば、唾液に含まれているカルシウム、リン酸イオン、フッ素イオンなどによって歯の表面のエナメル質を修復する「歯の再石灰化」を促すため虫歯を修復することができます。しかし、虫歯が進行してしまうと唾液では修復することができないため、虫歯が進行する前に定期的に歯科医院で検診を受けることをおすすめいたします。

食べ物を飲む込むのを助ける

唾液は、飲み込みにくい食べ物を喉に詰まらせずに飲み込むのを助ける働きがあります。しかし、高齢者は加齢によって唾液分泌が衰えてしまったり、食べ物を飲み込む筋肉が衰えてしまうため、食べ物を喉に詰まらたり、誤嚥しやすくなってしまいます。そういったことを予防するために、唾液腺をマッサージすることが唾液を分泌を促進することに効果的です。

唾液腺には、顎下腺、耳下腺、舌下腺があります。顎下腺は、顎の骨の内側の柔らかい部分にあるので、耳の下から顎の下に向かうよう押すようにマッサージをします。耳下腺は、両耳の少し手前にあるため、その部分を両手指で後ろから前に向かって、円を描くようにマッサージします。舌下腺は顎の真下にあるので、親指で顎の真下から舌を突き上げるように押しながらマッサージします。このように唾液腺マッサージをおこなうことで、唾液腺が刺激されるため唾液の分泌に効果的だといわれています。

食べ物の消化を助ける

唾液にはアミラーゼと呼ばれる酵素が含まれており、アミラーゼはデンプンなどを消化することができるため、食べ物をしっかりと胃の中で消化することができます。

発声を助ける

発声する際に、喉が乾燥しているとうまく声を出すことができません。そのため、しっかりとした明瞭な声を出すためにも唾液の分泌が重要になっています。唾液は口腔内を潤すだけではなく、唇や舌などの動きも滑らかにすることができます。さらに、歯が口周りの粘膜を傷つけるのを防ぐことにも役立っています。

唾液には種類がある

身体や心がストレスを受けていない状態のときに分泌しやすい唾液を漿液性唾液といいます。漿液性唾液は、唾液の中でも上質なもので糖タンパクが含まれていないため、サラサラしており歯全体をコーティングするこ働きをするため、虫歯や歯周病予防にも効果を発揮します。しかし、身体や心に刺激やストレスを受けているときは、交感神経系が優位に作用するため、糖タンパクが多く含まれたベタベタとした唾液を分泌します。これを粘液性唾液といいます。

ドライマウスとは

十分な量の唾液が分泌されない場合、口腔内が乾燥してしまいます。唾液が分泌されないために乾燥した口腔内のことをドライマウスといいます。ドライマウスになってしまうと、食べ物が詰まりやすくなったり、発声や消化がしにくくなったり、虫歯になりやすくなったりします。さらに殺菌・浄化作用する唾液が分泌されにくくなるため、口臭が強くなったり、口腔内の細菌が繁殖しやすくなってしまいます。ドライマウスの状態である場合、身体面や精神面が良好な状態ではないという一つのサインとなります。

噛むことの大切さ

噛むことは口腔内の健康や身体の健康において、とても重要な働きをしています。その中でも噛むことで唾液の分泌を促すため、口の中を自浄したり、食物の酸を中和してくれることで虫歯や歯周病を予防する働きをしたり、噛むことで顎を強くすることで、正しい骨格の成長を促す働きをします。さらに、噛むことで口の周囲の筋肉が動くため、口の周囲の神経からの信号が脳に直接送られ、脳は刺激を受けて活発になります。そのため、記憶力が高まったり、物忘れを防ぐなどの効果もあります。

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