口呼吸は甘く見てはいけません。|大分県別府市の矯正歯科

口呼吸は甘く見てはいけません。噛み合わせを狂わせる

私たち人間は、本来は普段鼻呼吸をしているのですが、アレルギー性鼻炎などの慢性的な症状や、普段から口を開けてしまう癖などによって、どうしても口呼吸をしてしまう方もいらっしゃいます。この口呼吸ですが、すぐに何らかの体の不具合などが起きるわけではないので、改善をすることがなく、そのまま放置しがちになってしまいます。 しかし、実はこの口呼吸が原因で口腔内や体に悪影響を及ぼしている場合があるのです。噛み合わせも口呼吸が原因であることもあるため、口呼吸になる原因を知り、改善していくことが重要なのです。

口呼吸になる原因

口周りの筋力が弱っている

口を閉じる筋肉が発達していない小さなお子さんに多く、口が開いている状態が習慣になってしまうため、癖となり口呼吸になってしまう場合があります。口周りの筋力が弱いために、口を閉じている状態が疲れてしまうこともあるため、その場合にはトレーニングにより口周りの筋肉を意識的に鍛える必要があります。

不正咬合のため口が閉じづらい

上の前歯が前に強く傾いた上顎前突(出っ歯)の場合は、口が閉じにくいために口呼吸になりがちです。この場合、舌が前歯を押してしまうといった舌癖もある場合があるため、不正咬合を正しく整えるための歯列矯正治療と、舌のトレーニングも併用しておこなう必要がある場合があります。初期の段階で治療を開始すれば費用も抑えることができるため、なるべく早めの治療をお勧めいたします。

アレルギー性鼻炎などの鼻づまり

アレルギー性鼻炎や蓄膿症などで鼻づまりになってしまい、鼻呼吸ができないため口呼吸になってしまっている場合は、耳鼻咽喉科で治療を受けていただくことが必要となります。治療を受けて改善した後も、口呼吸の習慣がついてしまっていることもあるため、なかなか鼻呼吸にできない場合も多いので、意識的に口を閉じて鼻で呼吸することで徐々に改善していきます。

口呼吸の癖がついている

気がつくと口が開いてしまっているため口呼吸になってしまったり、寝ている時だけ口呼吸になってしまう方も多くいらっしゃいます。このような場合、鼻呼吸を促進させるための「鼻呼吸促進口閉じテープ」という唇を閉じるためのテープを使用してみるのもおすすめです。いびきなどに効果的な場合があります。

口呼吸による悪影響

虫歯や歯周病のリスクが高くなる

口呼吸は口の中を乾燥させてしまいます。口腔内が乾燥してしまうと、唾液の分泌量が少なくなってしまいます。唾液には殺菌作用や浄化作用、さらに歯の再石灰化をする成分も含まれているのですが、唾液の分泌量が少なくなってしまうことで、口腔内に細菌が繁殖してしまうため、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。さらに口臭もきつくなってしまう原因にもなってしまいます。

舌の位置悪くなり、不正咬合にもなってしまう

口呼吸をしていると、上顎の成長に影響が出てしまいます。口呼吸をすることで口が開き、舌の位置が下へと落ち込んでしまいます。通常、口を閉じている場合は舌が上顎にくっついている状態になっており、この舌の力によって上顎が発育して広がっていきます。しかし、口呼吸によって口が開いたままの状態だと、常に舌の位置が下に落ちている状態になっているため、上顎が広がる力がうまく作用しません。上顎が正常に広がらないため、歯が生えるためのスペースが確保できなくなってしまい、さらに舌の位置も悪いため、上の前歯を下で押し出すようになってしまいます。そのため出っ歯などの不正咬合になってしまう原因になる場合があります。

顎やその周辺の筋肉や関節に異常が出る

口呼吸により口を開けたままにすることで、顎やその周辺の筋肉のバランスが崩れてしまいます。出っ歯などの不正咬合で噛み合わせが悪くなると、顎の筋肉が過緊張を起こしてしまい、やがて首周辺まで緊張が起こってしまいます。そのため血流が悪くなってしまい肩こりや頭痛を引き起こしてしまいます。さらに、頭の位置もズレてしまうため、体本来の軸がズレてしまうことで全身へ悪影響が出てくることも少なくありません。

風邪をひきやすくなる

普段鼻で呼吸をしていると、空気中のウイルスや細菌が鼻毛や鼻水などがフィルターとして機能するため、半分以上のウイルスや細菌を防ぐことができるといわれています。
しかし口呼吸をしていると、このフィルターが機能しないため、ウイルスや細菌が直接体内に入ってしまうので、風邪などのウイルスに感染しやすくなります。さらに鼻呼吸は、鼻の中で空気の温度や湿度を調整することができるのですが、口呼吸の場合は冷たく乾燥した空気がそのまま気管や肺に送られてしまうため、喉や肺を痛めてしまい風邪をひきやすくなります。

歯列矯正や筋力機能訓練で口周りを鍛えましょう

口呼吸の原因は様々ですが、歯科医院では歯列矯正治療によって不正咬合を整えたり、口周りや舌の筋力を向上させる機能訓練などを受けて頂くことで口呼吸の改善が期待できます。ご自身ではうまく口呼吸ができない場合は、歯科医院や耳鼻咽喉科を受診することで改善できる場合がありますので、早めに診てもらうことをお勧めいたします。

Doctor’s コラム

2020/11/30
矯正治療における痛みの原因
矯正治療には、主に「ブラケット矯正」と「マウスピース矯正」の治療方法があり、症状や装置によって痛みの度合いが変わります。
2020/11/25
キレイライン矯正とインビザライン矯正
透明のマウスピース型の矯正装置を装着することで歯を動かしていく「マウスピース型矯正」の治療法の一つで「キレイライン矯正」という言葉を目にしたり聞いたりする機会が増えてきています。
2020/11/12
下顎前突の症状と治療法
下顎前突とは、下顎が上顎より前に大きく出ている状態の歯並びのことをいい、見た目が目立ってしまうため、コンプレックスに感じている方も多い不正咬合の一種です。
2020/10/24
矯正器具(装置)のケアやメンテナンスの方法
歯列矯正は矯正装置の周辺に食べカスや歯垢(プラーク)などの汚れが溜まりやすく、不衛生になってしまいがちです。適切なケアやメンテナンスが重要となってきます。

全ての矯正歯科コラムを読む>>

  • インプラント専門サイトへ
  • 入れ歯専門サイトへ

ページトップぺ戻る

無料カウンセリング