インプラント矯正とは?|大分県別府市の矯正歯科

インプラント矯正とは?

一般的なブラケット矯正の場合、奥歯などの動きにくい歯を固定源にして、ワイヤーで力を加えて引っ張ることで、徐々に歯を動かしていきます。しかし引っ張る力が強いと、場合によっては奥歯が逆に引っ張られてしまい、前に動いてしまうことがあるのです。そのため、少しずつ力を加えて歯を動かしていくので、矯正治療はどうしても長い期間がかかってしまいます。しかし、インプラント矯正によって矯正期間を短くすることが可能です。

インプラント矯正とは、矯正用アンカースクリューという5mm〜10mm程度の長さのチタン製のネジ(インプラント)を顎の骨に埋入して、歯を動かす時の固定源とすることで、大きく歯を動かす治療法です。埋め込まれたネジを支点とするため、強い力で歯列全体を動かすことができ、治療期間も短縮することが可能です。また、インプラント矯正によって、従来の矯正治療では難しかった歯の動きが可能となるので、難症例にも対応することができる場合が多いです。

インプラント矯正の種類

スクリュータイプ

矯正用アンカースクリューという小さなネジを、顎の骨に埋入して歯を動かすための固定源とします。埋入する手術は20分ほどで終わり、治療後の痛みや違和感もほとんどなく、治療後にはネジを抜きますが、ほとんどの場合麻酔の必要もなく、跡も残りません。しかし、装置が耐えられる力が比較的弱く、限界を超えてしまうと装置が緩んでしまったり、ネジが抜けてしまう場合があります。

プレートタイプ

顎の骨に2〜3本の矯正用アンカースクリューを用いて、薄い金属のプレートを固定し、それを固定源にして歯を移動させます。スクリュータイプより大きな力に耐えられますが、処置が多少複雑になりますので、場合によっては提携している口腔外科で処置をおこないます。また、ほとんど痛みのないスクリュータイプとは異なり、術後4~5日ほどは顔が腫れてしまうことがあります。

インプラント矯正のメリット

治療期間の短縮

奥歯を固定源とする従来のブラケット矯正とは違い、インプラントが顎の骨としっかり結合しているため、それを固定源とすることで強い力で歯を大きく動かすことができます。そのため、矯正期間を短縮することが可能です。

引っ張る方向が自在にできる

奥歯を支点にする場合には、歯を引っ張る方向が限定されてしまいます。しかし、インプラント矯正の場合は、インプラントを埋入する位置によって、歯を上下左右と立体的に力を加えることができます。

難症例にも対応

前歯が大きく重なった不正咬合や、重度の出っ歯や受け口などは、歯を移動するスペースを作るために抜歯をして、歯列全体を大きく動かす必要があるため、治療時間が長くかかってしまいます。また、不正咬合の根本的な原因が顎の骨にある場合は、顎の手術が必要となることもあります。しかしインプラント矯正の場合、歯列を大きく動かすことができるため、このような難症例にも対応しやすくなります。

非抜歯の矯正治療が可能になる

一般的なブラケット矯正では、歯を移動するスペースがない場合、抜歯をおこないスペースを作る場合があります。しかし、インプラント矯正は、矯正力が強く歯列全体を大きく動かせるので、非抜歯での矯正治療が可能な場合が多いです。

矯正装置をシンプルにできる

重度の叢生と出っ歯や受け口などを伴った不正咬合の場合、歯を様々な方向に強弱を付けながら引っ張る必要があり、矯正装置の組み方や調整がとても複雑になってしまいます。その点、インプラント矯正では、特に大きく動かしたい歯のみインプラントを支点にすることで動かせるので、矯正装置をシンプルにすることができます。

インプラント矯正のデメリット

外科手術を伴う

インプラント矯正は、インプラントを埋入するための外科手術が必要となります。しかし、手術自体は局所麻酔を用いておこなうため、痛みはなく、手術時間も20分程度で終わります。

骨量や力の加減によってはインプラントが抜けてしまうことがある

インプラント矯正では、顎の骨とチタン製のインプラントがしっかりと結合することで、支点として歯列を動かします。しかし、顎の骨量が足りない場合、インプラントが骨としっかり結合しないため、支点としての役割を果たせずに抜けてしまうことがあります。また、あまり強く力を加え過ぎてしまった場合もインプラントが抜けてしまう場合があります。その際、抜けてしまったインプラントは場所をずらして再埋入することが多いです。

費用が比較的高額になる

インプラント矯正の手術にかかる費用は、スクリュータイプの場合、インプラント1本あたり、1万円〜3万円程度です。プレートタイプになると、その2~3倍程度になることが多いです。そのため、通常のブラケット矯正よりも費用はかかってしまいますが、数十分の手術で効率的に歯を動かすことができ、治療期間も短縮できることを考えると、決して高すぎる金額ではないといえます。

インプラント矯正をおこなうことができる医院が少ない

インプラント矯正は、短い期間で矯正できる「スピード矯正」の一つとして、近年注目が高まっている矯正治療方法ですが、まだ一般的に多く扱われている治療法ではありません。そのため、インプラント矯正をおこなうことができる歯科医院が少ないことから、お住いの近くに治療ができる医院がない場合があります。

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